HOMING ECHO

Kei Hayashi Official Website

作者別: Kei Hayashi (page 2 of 4)

キズ

いつも言葉を詰まらせてしまうのは
上手く思いを伝えられないのは
傷つけることを知っている君の優しさで

些細なことで思い悩んでしまうのは
一歩踏み出すことに怯えるのは
それが大切なことだってちゃんと解っているからで

何もかもはきっと分かち合えなくたって
こんな僕でも言えること そんなに沢山は無いけれど

ほんの少しぐらいの傷は君を強くする魔法
跡が残ったって構わないよ 戦った証拠
嘲笑う声はずっと君を突き動かしていくよ
その痛みを忘れないでいて欲しいんだ

誰にも心開けずにいるのは
誰も彼も疑わしく見えるのは
本当に信じたいと思えるもの探してるからで

何もかもはきっと好きになれなくたって
そんな君が愛せるもの そんなに沢山は無くてもいい

ほんの少しぐらいの傷は君を強くする魔法
まだ迷っていたって構わないよ 歩いてきた証拠
届かない声がずっと君を突き動かしていくよ
その痛みを忘れないでいて欲しいんだ

隠し持っていた
刃先はずっと 内側を向いて
その優しさで 自分の身を抉って
もう要らないよ 隠さないで
曝け出してしまって

ほんの少しぐらいの傷は君を強くする魔法
跡が残ったって構わないよ 戦った証拠
嘲笑う声はずっと君を突き動かしていくよ
その痛みを忘れないでいて欲しいんだ

その痛みが誰かを癒す日が来るんだ


オフボーカル音源 ※使用の際は必ずFAQをお読みください

A Leaf Letter

太陽はいつも平等で
矛盾だらけの僕には少し眩しすぎたんだ
夜が待ち遠しくて
秘密にしてた友達は空を跨ぐメロディー

叶わないこと 届かないもの
数え出したら嫌になってしまうけど
忘れることは出来ないよ

決して平坦じゃなかったけど 退屈もしなくて済んだよね
遠回りばかりしてきたけど その分見つけた景色もあるよ
口先だけの強がりも 震える背中を押す力
きっと歩き続けて良かったって言えるような そんな日が来るから

許せないこと 譲れないもの
数え出したらきりが無いけれど
捨てないでいて

思い出は汚れていくけれど
期待は裏切られるけれど
奇跡は起きるはずないけれど

ありふれた僕の生きる日々を
誰かと分かち合うその意味を
僕なりの答えを探してきたから

見つけたよ 見えてたよ

決して平坦じゃなかったけど 退屈もしなくて済んだよね
遠回りばかりしてきたけど その分見つけた景色もあるよ
決して沢山ではないけれど その方が僕には合ってるよ
嫌いなものも増えたけど その分見つけた大切なもの
燻ったままの小さな火 かじかんだ手を暖めるよ
ずっと消さないで良かったって言えるような そんな日が来るから

ありふれたこんな日々も
少しだけましに思えるよ


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dialogue

自分の手で閉め切った扉も
鍵はいつも開いていたんだよ
誰も訪ねて来やしないなら
こっちから会いに行かなきゃ

「手に入らないものならばいっそ望まない」
とか言って諦める言い訳は捨てたよ

出会いと別れを知って 孤独の意味を知って
それでもまた人を好きになって
囁いても叫んでも届かなくても
いつしかまた伝えたくなってしまって

拒絶の数は増えるよ 失望もきっと増えるよ
それでもまた言葉を紡いで
今までのことも これからのことも
君にまだ話し足りないことばかりだ

一人が好きなんだって豪語して
それもきっと本当なんだけど

「君がここにいてくれてよかった」
そんなセリフもきっと嘘偽りは無いって言えるから

臆病な自分嫌って ひたすらになって隠して
それでも見抜かれてしまうなら
笑われても恥かいても格好つかなくても
下手くそな嘘は吐かないほうがいいな

不安は消せやしないよ 悲しい結末もあるよ
それでも期待したい未来があるから
今までのことも これからのことも
君にまだ話し足りないことばかりだ

そうだ 目の前の暗闇は
前人未到の証拠なんだよ
そうだ 僕の知らなかった
君に会いにいくんだよ
君に会いにいくんだよ

誰も訪ねて来やしないなら
こっちから会いに行かなきゃ

出会いと別れを知って 孤独の意味を知って
それでもまた人を好きになって
囁いても叫んでも届かなくても
いつしかまた伝えたくなってしまって

拒絶の数は増えるよ 失望もきっと増えるよ
それでもまた言葉を紡いで
今までのことも これからのことも
君にまだ話し足りないことばかりだ
君も話してほしいな


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モラトリアン

「将来のユメ」を画用紙に描いて出した宿題は
点数付けて廊下に貼られ じきに燃えるゴミに変わったな
年をとったらきっと宿題なんて無いと思っていた
そんなはずはない 気づいた時になんかどうでもよくなった

逆転劇は今日も劇の中
想像の世界はいつも優しくて残酷だ

大人になれなくって 子どもに戻れなくって
このままで居たいわけじゃない けど変わることも怖くって
何度だって描き直して その度にまたしくじって
繰り返すほどに汚れてく画用紙は見る影もなくて
混ざり合ったこの色で何を描いたらいい?

いつも誰かが僕の背後に潜んでるような気がして
そんなはずはない 分かってるけどそれがどうしても拭えない

逃亡犯 匿った胸の中
想像の世界はいつも楽しくて悲しいな

「何か」になりたくって それが何か分からなくって
このままで良いと思わない けど何もかも悪く見えて
何度だって逃げ出して その度にまた捕まって
繰り返し続く鬼ごっこ 終了の合図は誰が出すの
代わり映えしないこんな日々に何を期待したらいい?

同じペースで僕と歩いてた人は居なくなった
同じ場所目指していたライバルは消えていた
勝利したのはどっち?なんて 誰が審判役をやってんだ
勝った気はしないけど負けたつもりもない

大人になれなくって 子どもに戻れなくって
このままで居たいわけじゃない けど変わることも怖くって
いつまでも笑えるような 泣きたい時に泣けるような
そんな場所を探している どこにあるかまだ分かんないや
混ざり合ったこの色で汚れきったキャンバスに
また描き足していくだけ 僕らの日々を


オフボーカル音源
各楽器マイナスワン音源
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走れ

気付いたときにはもう与えられてたゼッケンナンバー
参加しますなんて一言でも言った覚えはない

気付いたときにはもう鳴らされていたスターターピストル
最終ゴールさえ知らされないまんま駆け出した

息を切らして追いかけてつまずいて 見失ってここはどこ
同じような風景ばっか それでも踏み出してく一歩

実況も解説も観客も居ない 誰も褒めてくれやしない
先頭を走る背中はいつだって届かない 届かない
背負ったハンデがまるで不条理でも途中棄権も許されない
こんなインチキばかりのレースでも
走り続けることしかできない

理想的なシナリオによれば引き立て役なんだって
分かってるけどそんなもん認めるはずもないだろ

無我夢中になればなるほど増えてく見落としてきた給水所
汗も涙も出なくなって それでも踏み出してく一歩

声援も檄も悪口も聞こえない 誰も僕を見てやしない
後方に迫る影に怯えていつも逃げ惑う 逃げ惑う
辿ったコースは曲がりくねりながら望んだものと違ってく
こんなインチキばかりのレースでも
走り続けることしかできない

上がった息と擦り減った靴に
何度も足を止めたくもなるけど
孤独の夜と永訣の朝を
繋いできたのは僕だって誇れるように

実況も解説も観客も居ない 誰も褒めてくれやしない
先頭を走る背中はいつだって届かない 届かない
背負ったハンデがまるで不条理でも途中棄権も許されない
こんなインチキばかりのレースだって
まだ終わらせやしない 


オフボーカル音源
各楽器マイナスワン音源
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君の音が

時代遅れの電波塔が
突き刺す空は曇ったままで
晴れることはないような気がしていた

明けない夜が無いというなら
落ちない陽も無いということだと
理屈で期待を覆い隠してさ

バリケードのように構えた皮肉も
それは軽々と飛び越えてきた

降るかわからない雨に怯えて
傘を差して歩いてた僕は
宝石を散りばめたような
星空を見落としてきた
巡るめくるめく日々の彩りに
目を逸らしてた僕に届いた
君の音が響いたんだ
その日から傘はもう捨てたよ

声にならない言葉は増えて
伝えきれない気持ちは増えて
零れ落ちた感情は流れていく

蒸発して消えるだけだったそいつを
君のその両手が掬ってくれたんだ

来るかわからない終末の日よりも
君と生きる今日に意味があるよ
空席のまま忘れていた
心の奥 埋めてくもの
“巡り会うため生まれた”だなんて
言えるほど強くはないけど
君の音が響いたんだ
その日からすべて変わってくよ

遠回りしてきたけど
今この場所が僕の全てだから

降るかわからない雨なんかよりも
来るかわからない終末よりも
ただ信じたいものがあるよ
信じられるものがあるよ

遥か彼方霞んでた幻は
澄み渡り実像を結んだ
まだ手は届かなくたって
足は動く 鼓動は続く
巡るめくるめく日々の彩りに
もう二度と目を逸らさぬように
君の音が鳴り止まぬように

君の音が鳴り止まぬように


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迷子の僕に

生まれた街が嫌いだった
退屈な日々が嫌いだった
壊れて止まった時計の針に
気付かない人が嫌いだった

上辺の言葉が嫌いだった
誤魔化しの嘘が嫌いだった
その奥で醜くとぐろ巻いた
本音はもっと嫌いだった

そんな風にして すべて呪った 
自分が何より嫌いでさ

迷わない術を探して
迷い込んだ道の袋小路の先
泣いてた膝を抱えた
弱虫な僕に訪れた奇跡
差し出されたその手の向こうに居たのは
君なんだ 

憎まれるなら愛さない方が
騙されるなら信じない方が
笑われるなら伝えない方が
見失うなら探さない方が

自分を騙すルールで縛った
ハンドルじゃどこも目指せないんだ
いつか谷底に落ちてく針路
それまで気づきもしないまんま

そんな風にして すべて偽って
自分に鎖をかけたのさ

忘れたい そう願うほど
忘れられないものが山ほどあるんだよ
怯えて 足がすくんで
何もできない僕を救い出す奇跡
容易くこの鎖を解いたのは
君なんだ

君なんだ
誰にも探されなかった迷子の僕を
見つけて 連れ出して
名前を呼んでくれたこと
それだけがすべて

迷わない日は無いけど
嫌いだったものは無くならないけど
怯えて 何度も泣いて
それでも僕はまた歩いていけるから
差し出されたその手を強く握っていれれば
繋いでいれれば ずっと 


オフボーカル音源
各楽器マイナスワン音源
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Track

「迷わないで歩けたら」 「選ばないで進めたら」
それじゃいつか飽きてしまうだろ

間違えて通った道で拾ってきたんだ 宝物
それをどうか無くしたりしないように

思うほど強くも弱くもなさそうだ

少しずつ少しずつ 変わり続けてく僕らなら
何度でも何度も 挑んでは敗れても
少しだけ少しだけ 昨日よりましに思えるように
ただ描いてく 僕らだけの轍

奪い取って手に入れて 勝ち誇って掲げても
それはいつか奪われちゃうでしょう

綺麗事だろうとも 世迷言と呼ばれても
信じたい 何もない場所まで伸ばした手を

少しずつ少しずつ 変わり続けてく僕らでも
何度でも何度も 望んでた変わらぬもの
少しだけ少しだけ 届きそうな気がしてるから
ただ描いてく 僕らだけの轍

分かりかけてた昨日までの
張り巡らされた決まり事も
明日になれば真逆のことに見えたら
今日の僕らに選べるもの
それほど沢山は無いけれど
間違いなどどこにもないのだろう

少しずつ少しずつ 変わり続けてく僕らなら
何度でも何度も 挑んでは敗れても
少しだけ少しだけ 昨日よりましに思えるように
ただ描いてく 僕らだけの轍

少しずつ少しずつ 変わり続けてく僕らでも
何度でも何度も 望んでた変わらぬもの
少しだけ少しだけ 届きそうな気がしてるから
ただ描いてく 僕らだけの轍

ただ刻んでく 一筋だけの轍


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Hello, Worker

B4の紙切れに収まる僕の人生を 
誰かに認めて欲しくって振りまく笑顔 
計算じゃ割り切れないこの歪な難問が 
解けるまで居残りなんだ 出られないんだ

先頭は遠ざかる 一人取り残される 
目の前のレールの向こうに憧れるだけ 
だけど

何がしたいかわからない 
何ができるかわからない 
そう言いながら這いつくばってここまで来たんだよ 
明日のことはわからない 
昨日のことはかわらない 
なら今日ぐらいは僕にください

数行の”お祈り”に揺れ動く僕の人生を 
切り取って押し付けるように配り歩いた

期待されないまま 期待もしないまま 
削られた僕らの形はどんな風に見えるのだろう

何を手に入れたんだろうか 
何を失ったんだろうか 
答え探し歯を食い縛ってここまで来たんだよ 
明日世界が終わろうと 
昨日のこと忘れようと 
ただ今日だけは僕にください

先頭は遠ざかる 一人取り残される 
「どこでつまずいたの?」「あれ 何してんだろう?」 
期待されないまま 期待もしないまま 
削られた僕らもまだ息はあるから

だけど何がしたいかわからない 
何ができるかわからない 
そう言いながら這いつくばってここまで来たんだよ 
明日のことはわからない 
昨日のことはかわらない 
なら今日だけは この今だけは僕らの物


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HERE

「どこでもない」という場所 探し続けてく海路上 
小さい舟は今も進む

蒔いた種が花をつける まるでおとぎ話だと 
白痴と笑われてもいいさ

笑ってたことも泣いていたことも照らすまんまるお月様 
暗闇と繋いでいた腕も解いてみようと思えた

ずっと吐いてた嘘がある 「望まれず望みもしない」と 
こんな僕の強がりを吹き飛ばしてしまう唯一のもの 
気づいたんだ 望んでた存在 それはここにいる君だ

借り物レースなんかじゃ手に入らない物がある 
宝の地図を広げていたい

単純で退屈な僕らの壮大で大切な意味 
落書きだって言われてもいい 何度も描こうと思えた

知った風な出まかせで言う 「誰も分かり合えやしない」と 
こんな僕が信じてみようと思えた唯一のもの 
待っていたんだ 求めてた存在 それはここにいる君だ

君だけのためのセリフも上手く口にできないまま 
けど 空しいほど優しい街の隅から歌うよ

ずっと吐いてた嘘がある 「望まれず望みもしない」と 
こんな僕の強がりを吹き飛ばしてしまう唯一のもの 
気づいたんだ 望んでた存在 それは

知った風な出まかせで言う 「誰も分かり合えやしない」と 
こんな僕が信じてみようと思えた唯一のもの 
待っていたんだ 求めてた存在 それは

ここにいる君だ


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