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投稿者: Kei Hayashi (2ページ目 (5ページ中))

そばにいて

予定通りいかないことが予定通りの
後ろ向きながら後ずさりする日々
期待と夢だけで生きていけるほど子どもじゃない
それを全て捨てるほど大人でもない

遠くのものばかりいつも美しく見えて
近くにあるものをいつも遠ざけて
結局どっちも大して代わり映えしないこと
それを結局どっちも手放して気づいたよ

嫌われるのが怖いから嫌われる理由作るのさ
「僕はこの世界が大嫌いだ」って言って
嫌いなとこもそりゃ多いけどそれだけってわけじゃないこと
今 正直に白状するよ

すべてを許せやしないし きっと悩み事は消えないし
些細な事で怒って泣いて喚いたりしちゃうし
でも嬉しい事があって もしも大声で笑うときは
君にそばに居て欲しいんだ

「幸せになりたいよ」なんて冗談言って
軽口の中に本音を混ぜ込んで
幸せをくれる人や物や場所探している
でも幸せってどんな形してたかなぁ?

できることが増えていった分 諦めることも増えていく
「それがこの世界の仕組みだ」って言って
大人びて割り切ってみても 諦め切れないものもある
今 正直に打ち明けるよ

上手く嘘はつけないし 本当の気持ちは隠してしまうし
難しいことを言っていつも困らせちゃうし
でも伝えたいことはずっと 単純な一つのことなんだ
君にそばに居て欲しいんだ

変わらないものは無いし きっとそれでも求めてしまうし
大事なものからいつも落として失くしたりしちゃうし
でもその分また出会って 忘れてたことにまた気づいて
君のこと思い出して

上手く嘘はつけないし 本当の気持ちは隠してしまうし
難しいことを言っていつも困らせちゃうし
でも伝えたいことはずっと単純な一つのことなんだ
君にそばに居て欲しいんだ
君のそばに居てもいいかい


オフボーカル音源(男性キーver・ガイドメロ含む)
※使用の際は必ずFAQをお読みください

One Step Ahead

「こんなはずじゃない」って抱え込んだ違和感は
ずっと昔に忘れたつもりだった
自分で描いた理想を満たすのは
他の誰でもない自分だってこと

嫌われるのが怖くても
好きなもの失くすよりはマシさ
もう少しで手遅れだ
急がなくちゃ ねえ もういいかい

切れかけてたネジを巻いて
遮ったカーテン千切って
君だけの本当の声聴かせて
誰かのせいにしないで
誰のおかげにもしないで
彷徨った果ての新天地を目指せ
先に行こう それじゃバイバイ

どんな言葉もただの気休め
ずっと昔に他人事って気づいてる
自分でつけた傷を治すのは
他の誰でもない自分だってこと

独りぼっちが怖くても
嘘つき続けるよりはマシさ
もう少ししたら行こうか
準備はどうだい ねえ もういいかい

鍵かけてたドア開いて
縫い合わせた糸ほどいて
隠してた本当の声聴かせて
何かを待ってたって
何も始まらないって
使い古した日々なら置いていけばいい
先に行こう それじゃバイバイ

もうそんなことは無駄だって
訳知り顔した連中の
世迷言をかきけすように
今 全身全霊の力で叫べ

切れかけてたネジを巻いて
遮ったカーテン千切って
君だけの本当の声聴かせて
誰かのせいにしないで
誰のおかげにもしないで
彷徨った果ての新天地を目指せ
先に行こう それじゃバイバイ


オフボーカル音源 ※使用の際は必ずFAQをお読みください

そらもよう

今は晴れたこの空でも
ずっと続くわけじゃないから
気休めにさえなりっこない綺麗事なんかじゃ
君に届かないんだよ

楽しいことはすぐ終わるけど
悲しいことは消えやしないけど
雨に濡れた土に芽吹く命の意味に
気づくことができるなら

どうしたって上手くいかない時にも
迷って間違って消えたくなる日も
無理に笑えなくていいでしょう
二人で泣けるならいいでしょう

曇りのち雨だって 時に土砂降りだって
傘を忘れてずぶ濡れになったとしたって
凍えそうな体 暖め合う温もりを
僕らはちゃんと知ってるよ
曇りのち雨だって 予報はあてになんなくて
晴れ渡る空の青を忘れないように
すっと雲間に射し込む太陽を
二人で探しに行こう 手を繋いで

泥濘んだ道 足を取られ
蹴躓くこともあるけれど
泥だらけの顔 照れずに見せ合えるような
僕らでいたいから

遠ざかって違えた戻れない日々
二度と出会えない人もいるけど
だから君と過ごす日常に
“奇跡”と名付けてもいいでしょう?

曇りのち雨だって 時に深い霧だって
一寸先を闇がくるんだとしたって
手探りしながら 歩くのも悪くないよ
僕ら出会った日みたいに
曇りのち雨だって 予報はあてになんなくて
闇を穿つ遠い光 忘れないように
ずっと両手塞いでた地図は捨てて
二人で探しに行こう 手を繋いで

永遠は信じないけど
守れない誓いもあるけれど
ねえ 嘘はつきたくないから
傷つけ合わない二人より
許し合える僕らでいたいよ

曇りのち雨だって 時に土砂降りだって
傘はそういえばちょっと前に捨てたっけな
凍えそうな体 暖め合う温もりを
だから知ることができたよ
曇りのち雨だって 予報はあてになんなくて
晴れ渡る空の青を忘れないように
すっと雲間に射し込む太陽を
二人で探しに行こう 手を繋いで
二人なら見つけられる そう信じて


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キズ

いつも言葉を詰まらせてしまうのは
上手く思いを伝えられないのは
傷つけることを知っている君の優しさで

些細なことで思い悩んでしまうのは
一歩踏み出すことに怯えるのは
それが大切なことだってちゃんと解っているからで

何もかもはきっと分かち合えなくたって
こんな僕でも言えること そんなに沢山は無いけれど

ほんの少しぐらいの傷は君を強くする魔法
跡が残ったって構わないよ 戦った証拠
嘲笑う声はずっと君を突き動かしていくよ
その痛みを忘れないでいて欲しいんだ

誰にも心開けずにいるのは
誰も彼も疑わしく見えるのは
本当に信じたいと思えるもの探してるからで

何もかもはきっと好きになれなくたって
そんな君が愛せるもの そんなに沢山は無くてもいい

ほんの少しぐらいの傷は君を強くする魔法
まだ迷っていたって構わないよ 歩いてきた証拠
届かない声がずっと君を突き動かしていくよ
その痛みを忘れないでいて欲しいんだ

隠し持っていた
刃先はずっと 内側を向いて
その優しさで 自分の身を抉って
もう要らないよ 隠さないで
曝け出してしまって

ほんの少しぐらいの傷は君を強くする魔法
跡が残ったって構わないよ 戦った証拠
嘲笑う声はずっと君を突き動かしていくよ
その痛みを忘れないでいて欲しいんだ

その痛みが誰かを癒す日が来るんだ


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A Leaf Letter

太陽はいつも平等で
矛盾だらけの僕には少し眩しすぎたんだ
夜が待ち遠しくて
秘密にしてた友達は空を跨ぐメロディー

叶わないこと 届かないもの
数え出したら嫌になってしまうけど
忘れることは出来ないよ

決して平坦じゃなかったけど 退屈もしなくて済んだよね
遠回りばかりしてきたけど その分見つけた景色もあるよ
口先だけの強がりも 震える背中を押す力
きっと歩き続けて良かったって言えるような そんな日が来るから

許せないこと 譲れないもの
数え出したらきりが無いけれど
捨てないでいて

思い出は汚れていくけれど
期待は裏切られるけれど
奇跡は起きるはずないけれど

ありふれた僕の生きる日々を
誰かと分かち合うその意味を
僕なりの答えを探してきたから

見つけたよ 見えてたよ

決して平坦じゃなかったけど 退屈もしなくて済んだよね
遠回りばかりしてきたけど その分見つけた景色もあるよ
決して沢山ではないけれど その方が僕には合ってるよ
嫌いなものも増えたけど その分見つけた大切なもの
燻ったままの小さな火 かじかんだ手を暖めるよ
ずっと消さないで良かったって言えるような そんな日が来るから

ありふれたこんな日々も
少しだけましに思えるよ


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dialogue

自分の手で閉め切った扉も
鍵はいつも開いていたんだよ
誰も訪ねて来やしないなら
こっちから会いに行かなきゃ

「手に入らないものならばいっそ望まない」
とか言って諦める言い訳は捨てたよ

出会いと別れを知って 孤独の意味を知って
それでもまた人を好きになって
囁いても叫んでも届かなくても
いつしかまた伝えたくなってしまって

拒絶の数は増えるよ 失望もきっと増えるよ
それでもまた言葉を紡いで
今までのことも これからのことも
君にまだ話し足りないことばかりだ

一人が好きなんだって豪語して
それもきっと本当なんだけど

「君がここにいてくれてよかった」
そんなセリフもきっと嘘偽りは無いって言えるから

臆病な自分嫌って ひたすらになって隠して
それでも見抜かれてしまうなら
笑われても恥かいても格好つかなくても
下手くそな嘘は吐かないほうがいいな

不安は消せやしないよ 悲しい結末もあるよ
それでも期待したい未来があるから
今までのことも これからのことも
君にまだ話し足りないことばかりだ

そうだ 目の前の暗闇は
前人未到の証拠なんだよ
そうだ 僕の知らなかった
君に会いにいくんだよ
君に会いにいくんだよ

誰も訪ねて来やしないなら
こっちから会いに行かなきゃ

出会いと別れを知って 孤独の意味を知って
それでもまた人を好きになって
囁いても叫んでも届かなくても
いつしかまた伝えたくなってしまって

拒絶の数は増えるよ 失望もきっと増えるよ
それでもまた言葉を紡いで
今までのことも これからのことも
君にまだ話し足りないことばかりだ
君も話してほしいな


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モラトリアン

「将来のユメ」を画用紙に描いて出した宿題は
点数付けて廊下に貼られ じきに燃えるゴミに変わったな
年をとったらきっと宿題なんて無いと思っていた
そんなはずはない 気づいた時になんかどうでもよくなった

逆転劇は今日も劇の中
想像の世界はいつも優しくて残酷だ

大人になれなくって 子どもに戻れなくって
このままで居たいわけじゃない けど変わることも怖くって
何度だって描き直して その度にまたしくじって
繰り返すほどに汚れてく画用紙は見る影もなくて
混ざり合ったこの色で何を描いたらいい?

いつも誰かが僕の背後に潜んでるような気がして
そんなはずはない 分かってるけどそれがどうしても拭えない

逃亡犯 匿った胸の中
想像の世界はいつも楽しくて悲しいな

「何か」になりたくって それが何か分からなくって
このままで良いと思わない けど何もかも悪く見えて
何度だって逃げ出して その度にまた捕まって
繰り返し続く鬼ごっこ 終了の合図は誰が出すの
代わり映えしないこんな日々に何を期待したらいい?

同じペースで僕と歩いてた人は居なくなった
同じ場所目指していたライバルは消えていた
勝利したのはどっち?なんて 誰が審判役をやってんだ
勝った気はしないけど負けたつもりもない

大人になれなくって 子どもに戻れなくって
このままで居たいわけじゃない けど変わることも怖くって
いつまでも笑えるような 泣きたい時に泣けるような
そんな場所を探している どこにあるかまだ分かんないや
混ざり合ったこの色で汚れきったキャンバスに
また描き足していくだけ 僕らの日々を


オフボーカル音源
各楽器マイナスワン音源
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走れ

気付いたときにはもう与えられてたゼッケンナンバー
参加しますなんて一言でも言った覚えはない

気付いたときにはもう鳴らされていたスターターピストル
最終ゴールさえ知らされないまんま駆け出した

息を切らして追いかけてつまずいて 見失ってここはどこ
同じような風景ばっか それでも踏み出してく一歩

実況も解説も観客も居ない 誰も褒めてくれやしない
先頭を走る背中はいつだって届かない 届かない
背負ったハンデがまるで不条理でも途中棄権も許されない
こんなインチキばかりのレースでも
走り続けることしかできない

理想的なシナリオによれば引き立て役なんだって
分かってるけどそんなもん認めるはずもないだろ

無我夢中になればなるほど増えてく見落としてきた給水所
汗も涙も出なくなって それでも踏み出してく一歩

声援も檄も悪口も聞こえない 誰も僕を見てやしない
後方に迫る影に怯えていつも逃げ惑う 逃げ惑う
辿ったコースは曲がりくねりながら望んだものと違ってく
こんなインチキばかりのレースでも
走り続けることしかできない

上がった息と擦り減った靴に
何度も足を止めたくもなるけど
孤独の夜と永訣の朝を
繋いできたのは僕だって誇れるように

実況も解説も観客も居ない 誰も褒めてくれやしない
先頭を走る背中はいつだって届かない 届かない
背負ったハンデがまるで不条理でも途中棄権も許されない
こんなインチキばかりのレースだって
まだ終わらせやしない 


オフボーカル音源
各楽器マイナスワン音源
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君の音が

時代遅れの電波塔が
突き刺す空は曇ったままで
晴れることはないような気がしていた

明けない夜が無いというなら
落ちない陽も無いということだと
理屈で期待を覆い隠してさ

バリケードのように構えた皮肉も
それは軽々と飛び越えてきた

降るかわからない雨に怯えて
傘を差して歩いてた僕は
宝石を散りばめたような
星空を見落としてきた
巡るめくるめく日々の彩りに
目を逸らしてた僕に届いた
君の音が響いたんだ
その日から傘はもう捨てたよ

声にならない言葉は増えて
伝えきれない気持ちは増えて
零れ落ちた感情は流れていく

蒸発して消えるだけだったそいつを
君のその両手が掬ってくれたんだ

来るかわからない終末の日よりも
君と生きる今日に意味があるよ
空席のまま忘れていた
心の奥 埋めてくもの
“巡り会うため生まれた”だなんて
言えるほど強くはないけど
君の音が響いたんだ
その日からすべて変わってくよ

遠回りしてきたけど
今この場所が僕の全てだから

降るかわからない雨なんかよりも
来るかわからない終末よりも
ただ信じたいものがあるよ
信じられるものがあるよ

遥か彼方霞んでた幻は
澄み渡り実像を結んだ
まだ手は届かなくたって
足は動く 鼓動は続く
巡るめくるめく日々の彩りに
もう二度と目を逸らさぬように
君の音が鳴り止まぬように

君の音が鳴り止まぬように


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各楽器マイナスワン音源
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迷子の僕に

生まれた街が嫌いだった
退屈な日々が嫌いだった
壊れて止まった時計の針に
気付かない人が嫌いだった

上辺の言葉が嫌いだった
誤魔化しの嘘が嫌いだった
その奥で醜くとぐろ巻いた
本音はもっと嫌いだった

そんな風にして すべて呪った 
自分が何より嫌いでさ

迷わない術を探して
迷い込んだ道の袋小路の先
泣いてた膝を抱えた
弱虫な僕に訪れた奇跡
差し出されたその手の向こうに居たのは
君なんだ 

憎まれるなら愛さない方が
騙されるなら信じない方が
笑われるなら伝えない方が
見失うなら探さない方が

自分を騙すルールで縛った
ハンドルじゃどこも目指せないんだ
いつか谷底に落ちてく針路
それまで気づきもしないまんま

そんな風にして すべて偽って
自分に鎖をかけたのさ

忘れたい そう願うほど
忘れられないものが山ほどあるんだよ
怯えて 足がすくんで
何もできない僕を救い出す奇跡
容易くこの鎖を解いたのは
君なんだ

君なんだ
誰にも探されなかった迷子の僕を
見つけて 連れ出して
名前を呼んでくれたこと
それだけがすべて

迷わない日は無いけど
嫌いだったものは無くならないけど
怯えて 何度も泣いて
それでも僕はまた歩いていけるから
差し出されたその手を強く握っていれれば
繋いでいれれば ずっと 


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