眩しい光に目を逸らしては
「生まれる星を間違えたみたい」と
逃げ込んでいた 一人きりのかくれんぼ
君がほら 見つけてくれた
嫌われないように生きるのは
愛されることとはちょっと違うみたいだ
当たり前のことだと笑うだろうか
知らなかった 君に出会うまで
「ひとりぼっちはもう慣れっこ」なんて
傷つかない 傷つけないための
嘘だと気づいたよ そうだろ?
ビルの街に落ちた月のように
曇った空に開く向日葵のように
君が好き、きみが好き、キミが好き、、、
どんな言葉で歌でこの気持ち伝えよう
埃被っていた針が動くなら
同じ時間を共に刻めるかな
そうだ すぅっと尾を引いて消えた
あの星に願いをかけてみよう
「いつまでもこのまま」とか
柄にもなくそんなこと思ってしまうんだ
けどそうじゃない 僕はもっと知りたいんだ
これから出会うまだ見ぬ君を
二つの道 交わりが偶然なら
遠回りばかりしてきたのも
悪くはないかな そうだろ?
手品みたいにタネや仕掛けはない
占いみたいに曖昧なものじゃない
君が好き、きみが好き、キミが好き、、、
どんな言葉で歌でこの気持ち伝えよう
君がつけた優しい傷跡
痛みにも似て でも少し違う疼き
そうだ ふっと手を引いてみようか
躊躇う指はまた宙を泳ぐ
もし出会わなければ もし気づかなければ
傷つかず済んだこともあるんだろう
それすら愛しく すべてが煌めく
こんな気持ちは他にないでしょう
ほつれた胸の糸はほどけていく
剥き出しのまま真っ直ぐに向き合おう
君が好き、きみが好き、キミが好き、、、
こんな言葉で歌で何度でも伝えよう
春も夏も秋もその次も
100年先も同じ時を刻もう
そして ぎゅっと手を握ってみたんだ
針は今 動き出そうとしてる
あの星の願いはきっと……
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