▼歌詞
人の笑い声が怖かった
誰かの視線が怖かった
同じ教室 同じ制服
私だけが違う生き物みたいで
パパとママの怒鳴り合う声も
当たり前のように思えた日々も
どこか他人事 私の居場所はきっと
きっと ここじゃない
遮るように 塞いだ耳
イヤホンの中 聞こえたラララ
どこか遠い場所 連れてってくれるような
気がした 気がしただけでも
苦しくて 逃げたくて 消えたくて
目を逸らすように閉じた
見つけた 瞼の裏側にも
宇宙は広がること
だからもう ひとりでも 平気だよ
まだ空っぽの宙に
産まれたての星を探して
秘密の名前をつけよう
悲しいときに涙が出ないこと
嬉しくもないのに笑えること
もつれた糸で 踊る人形は
ねえ どんな顔をしてたの
物言わぬように 縫い合わせた
唇から あふれたラララ
まだ大丈夫 心は震える
絡まる糸 少しほつれてく気がした
真昼の空に 浮かんだ月に
喧騒の中で こぼすため息に
雨降りの下 流れた涙に
気づける人であれるように
心 凍てついていくその前に
あなただけの陽だまりを探しに
もしも叶うならば その隣に
こんな歌が その隣に
苦しくて 逃げ出した場所はほら
ずっと私を待っていた
もう一度 始めよう まっさらな
宇宙はここにあるよ
だからもう ひとりでも 平気だよ
まだ空っぽの宙に
産まれたての星を探して
秘密の名前をつけよう
優しい名前をつけよう













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