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エコー

不思議の国に迷い込んだみたいに 
夢の中で夢を見てるように 
帰り道を忘れた子供みたいに 
けど進むべき道は忘れないように

「それはユートピア ありえない」って知ってても 
まだ諦めてないんです 今もそうでしょう

その一寸先の闇だってまだ 
思い切り両手伸ばしていたい 
震える足と奮い立つ鼓動 
二律背反重ねながら

ほんの一瞬前の自分にさよなら 
君に誇れる僕に出会う 
その時まで叫び続けよう 
この声を鳴らせ ほら響くエコー

星を盗もうと手を伸ばしたみたいに 
地球を丸く描いた航海者のように

「永遠のプロローグ」強がる僕の独り言 
でも諦めてないんです 今もそうでしょう

その一寸先の闇だってまだ 
思い切り足を踏み出していたい 
怯えてただ すくんだ体 
それさえも笑えるように

ほんの一瞬前の自分にさよなら 
君が託したバトンを繋ぐ 
歓声すら無い 呼び声は一つ 
聞こえますか? 応えてよ君のエコー

太陽を目指した蝋の翼は溶けて消えるだけ 
知りながら僕らは両手を扇ぐ 
憐れな白痴です 君は笑うかい?

その一寸先の闇にだってまだ 
思い切り両手伸ばしていたい 
震える足と奮い立つ鼓動 
曖昧なまんま進め

ほんの一瞬前の自分にさよなら 
君に誇れる僕に出会う 
その時まで叫び続けよう 
この声が続く限り

その一寸先の闇だってまだ 
かすかな光を探していたい 
ただ信じたいだけ 理由はなくても 
この声を鳴らせ ほら響くエコー

ただ響くエコー


オフボーカル音源 ※使用の際は必ずFAQをお読みください

ヒト(リ)ゴト

この部屋には大きすぎる体をねじ込んで横たわる 
テレビゲームの続きでもやろうかな 
昨日と同じように

画面で剣をふるう僕は世界のヒーローで 
「そんなバカな。ありえないよな。」 
つぶやきは誰にも聞こえないや

世界なんて救う気もない僕は 
何と戦えばいいの?

足りないものは山ほどあるけど 
死なないくらいにはやれてます 
けど涙が溢れてしまうのはどうしてなの?

ため息の早さで走る小さな船の上 
揺れながらその加速度にしがみつくだけの 
そんな毎日です

その積み荷は重すぎて 
もう今にも沈みそうなのに

要らないものは山ほどあるけど 
手放すのが怖くてしまいこむ 
けど今日の日を忘れてしまうのはどうしてなの?

望みどおり手にしたはずの場所も 
思い描いたのとは少し違う 
「何を悔やむの?誰を呪えばいい?」 
答えはなくて

手にしたいものは山ほどあるけど 
目の前で掠め取られていく 
けど何度でも求めてしまうのはどうしてなの?

足りないものは山ほどあるけど 
死なないくらいにはやれてます 
けどちょっとだけ寂しいこんな夜は 
眠ってしまおう

この体には大きすぎるドアの向こう側へ

「おはよう。」


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タワー

陰る空が溢した涙 
アスファルトを黒く染める 
胸の奥を見透かしているようだ

すべて放り投げ出した夜に 
あの電波塔へ登ってた 
何が見える?足元には

何も変わらない光の束 
それは滲んで見えた

誰も気付かないでしょう 
僕が居なくなっても 
その色はあまりに美しい

誰も見ちゃいないなら 
何をしたっていいでしょう? 
空しいほど優しい街の隅っこで

誰も触れることをしないから 
そこにあるのを忘れてた 
君はそれを揺すり起こすのさ

まるで変われないこんな僕じゃ 
何も出来ないけれど

決して忘れないでしょう 
君が居なくなっても 
その声は今でも響くよ

誰も聴いちゃいなくても 
君だけに歌うよ 
高くそびえるタワーの上から

誰も気付かないでしょう 
僕が居なくなっても 
その色はあまりに美しい

誰も見ちゃいないなら 
何をしたっていいでしょう? 
今はここに居たいよ

決して忘れないでしょう 
君が居なくなっても 
その声は今でも響くよ

誰も聴いちゃいなくても 
君だけに歌うよ

空しいほど優しい街の 
高くそびえるタワーの上から


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ユートピア

汚れない幻 僕らだけの国 
それはユートピア 願い続けてる

見せ掛けの形 紛い物の色に 
僕たちは騙されたりしないから 
描いた境界線 
誰も踏み込めないこの場所を 
守る事に決めたよ

そうだ 僕が王様になったときは 
君を迎えに行くのさ 
他のどんな栄華も必要ないから

汚れない幻 僕らだけの国 
それはユートピア ありえるはずないや 
下らない泡沫 一つだけの夢 
目が覚めるときは 弾けるだけさ

暮れかけの茜 移りゆく色に 
僕たちは涙を流せるから 
語り尽くされた綺麗な物語 
そんなのは聞かなくてもいいんだよ

そうだ 君が王様になったときは 
僕は奴隷にでもなろう 
革命の日なんてさ 訪れなくていい

ミサイルの雨が僕らの頭上に 
降り注ぐ日が来たって 
そんな事にも気づきませんように

汚れない幻 僕らだけの国 
それはユートピア ありえるはずないや 
下らない泡沫 一つだけの夢 
目が覚めるときは 弾けるだけさ

汚れない幻 僕らだけの国 
それ以外は何も要らないのに


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通り雨

平坦な道を歩くはずだった出来レースなのにね 
躓いて足をとられ

追い越していく人 
焦ってジタバタしてみるけど 
近道なんてありはしないもんな

どっか急かす声がして 
ふっと振り向いたとき 
そっと頬を濡らす雨垂れが ほら

通り雨に打たれ 傘も無く俯いて 
僕らは佇むしかなくても 
堰を切ったみたいに 溢れ出た涙なら 
隠してくれるから

ゴールテープはきっと 
最初っから僕のものじゃない 
分かりきっていた事だろ なのに

ずっと耐えたフリで 
ぐっと歪んだ顔で 
「もっともっと」ってまだ希(こいねが)うのさ ほら

通り雨に濡れて 乾いた砂は 
この種が芽吹く場所へ変わるから 
どんな花を咲かそう? 
まだ幼いこの芽を枯らさないように

平坦なレースコースの上 
見落としてきた物 
足を止めたとき 
見つけた宝物

通り雨の先に 光る七色に 
僕ら出会えたそれを忘れないよ 
その色にもう一つ 花の色も添えたら 
もうそこは 僕らだけのスタートラインさ


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モーメント

ありふれた街のすみっこ 
名前の無い僕らはきっと 
気付かれず傷つかないように 
同じ早さで歩いていくのさ

見え透いた場所からスタート 
どこにでもあるような末路 
目を逸らしても立ち尽くしていた 
黄色い線の内側で

またひとつ刻まれた 
針の裏でほら 
誰が見るでもなく 
それは息をしていた

軋みながら 歪みながら 
回る歯車のひとつでも 
それらは今 重なり合い 
何かを動かしていける 
次の一秒を刻むため

昨日見た夢の続きを 
明日もまた見れるだろうか 
そんなこと考えていたら 
見失ったものばかりさ

悲しい記憶と 不安な未来に 
怯えて今日も逃げ惑うけど 
並んだ二つの力で針を 
回していけるから

軋みながら 歪みながら 
回る歯車のひとつでも 
僕らは今 重なり合い 
何かを動かしていける

壊れ果てて 取り替えられ 
いずれ捨てられるとしても 
それでもまだ手を取り合い 
何かを動かしていける

昨日も明日でもない 
ただこの瞬間に


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リバースデイ

例え世界が君を呪っても 
ただ一人僕だけ祝い続けるから 
ロウソクの火を吹き消してよ 
今日は君のリバースデイ

「切り取り線で区切ってみても 
いつだって不器用な僕だからさ 
上手く刳り貫けやしないんだよ」って 
アイロニックに笑ってみせる

そうやっていつからか数えなくなった 
君だけのための記念日さ

例え世界が忘れ去っても 
ただ一人僕だけ祝い続けるから 
ロウソクの火を吹き消してよ 
今日は君のリバースデイ

誰にも気付かれないようにと 
隠して見せてもバレてるから 
君が区切った君だけの形 
僕は気付いてる 
誰より綺麗なその形を

そうやって忘れたフリなんてしないで 
君だけのための記念日を

生まれ変わる日を

例え世界が君を呪っても 
ただ一人僕だけ祝い続けるから 
ロウソクの火を吹き消してよ 
今日は君のリバースデイ


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プレゼント

君にプレゼントを贈るよ 
大したものではないけれど 
要らなきゃ返してくれても構わない 
燃えないゴミに出してしまえばいい

それでも もしもお気に召したなら

単純で退屈でありふれた僕の今にも 
何か壮大で大切な意味が生まれる気がしたよ 
未来がいつも淡々と僕じゃない誰かを待ってても 
繋いでいたい プレゼント

君にプレゼントを贈るよ 
簡単な手紙も添えるよ 
目の前で開くなよ 照れ臭いだろ 
何一つ嘘など書いてない

少しは僕を信じてくれるかな

純粋で透明なそこにある君の今さえ 
いつか風化して劣化して跡形も無く消えるだけ 
気づいていたって何回も差し出そう 馬鹿な僕から 
受け取って プレゼント

そのうち全部忘れられてくけど

単純で退屈でありふれた僕の今から 
それは純粋で透明なそこにある君の今まで 
振れる鉄線に乗っかって届けに行くから待っててよ 
繋いでいたい 差し出すよ 受け取って

プレゼント

君にプレゼントを贈るよ 
大したものではないけれど 


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フルスイング

どんなボール球にもフルスイングしていたいから 
馬鹿げた僕をきっと誰もが指差し笑うけど 
狙う バックスクリーン!

僕はいつだって秘密兵器だ 
完全無欠のベンチウォーマー 
素振りは得意なんだ

君はエースピッチャー 
その自慢の豪腕で僕のハートを 
軽く打ち取ったんだ

気まぐれな変化球で惑わせないでよ 
連戦連敗だって諦めちゃいない 
さあ次の打席へ!

どんな消化試合も手抜きなんてできないから 
ヘルメットかぶり直して 
空振りばっかりの日々だって 
次は打ち返すよ

ついに登場だ 秘密兵器が目を覚ます瞬間だ 
その目に焼き付けておいて

気まぐれな変化球に紛れ込ませた 
正真正銘ど真ん中ストレートを 
僕は知ってるよ

どんなボール球にもフルスイングしていたいから 
馬鹿げた僕をきっと誰もが指差し笑うけど 
狙う バックスクリーン

だから

君だけのドラフト1位指名に 
僕を選んでよ

選んでよ!


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スターシップ

遠ざかっていく彗星に両手を伸ばしたら 
掴めそうに思えたんだ 
押し当てた瞳に飛び込むレンズ越しの光 
たやすく届かないと気付いた

あの時 俯いた僕に 
君がくれたのは二人だけのスターシップだよ

ねえ 僕の声が 
衛星軌道 遙か越えて響き渡る 
そんな空想も君となら 
簡単に叶えられる気がしてる

飛び立っていく 重力加速度を振りほどいて 
パイロットは君と僕だ

さあ追いかけよう 
掴み損ねたあの日見た光を 
二人だけのスターシップに乗って

何パーセクの旅路でも超えていけるから 
君と二人なら

ねえ 君の声が 
今も強く僕の胸に響き渡る 
そんな本当のチカラで 
僕たちの船は飛び続ける

ねえ 僕らの声が 
銀河の果て 遥か越えて響き渡る 
そんな空想も君となら 
簡単に叶えられる 
変われるような気がしてる


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